Japanese 河東記 Cited by user 2001:240:2412:32C0:6C:9036:C9E3:80FF on 23 Apr 2022 『河東記(かとうき)』は中唐の薛漁思に依る伝奇集。集題の「河東」は河東地方(現中華人民共和国山西省の西部一帯)に由来すると推定されるが、河東に纏わる話のみを集めている訳では無く、撰者である薛の故地乃至撰述の地を集名に採ったものと思われる。.
Japanese 薛漁思 Cited by user 114.175.125.147 on 17 Mar 2022 薛漁思(せつぎょし)は中唐の文人。伝奇集『河東記』の撰者。南宋の洪邁『夷堅志』の支癸序(夷堅支志癸集序)に「薛渙思之河東記」と記されているので名は渙思(かんし)であった可能性もあるが、(ちょうこうぶ)『郡斎読書志』(衢州本)巻13や、(しゅしょうひ)(カ?)『(こんじゅしゅう)』巻7では「薛漁思」とされているので漁思で正しいと思われる。.